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難病支援を訴えた乙武さん 頭から氷水をかぶる

2014年08月22日

【新唐人2014年8月22日】8月21日、東京でALS(筋萎縮性側索硬化症)の支援を目的としたイベントが行われました。作家でタレントの乙武洋匡(おとたけ ひろただ)さんも参加しています。

 

21日、東京タワーの正面玄関では、「アイス・バケツ・チャレンジ」が行われました。楽天会長兼社長の三木谷浩史(みきたに ひろし)さんや野球解説者の古田敦也(ふるた あつや)さん、さらに乙武洋匡さんの姿も見えました。

 

作家・タレント 乙武洋匡さん

「私自身もこういう体に生まれて、それには意味があるのではないか。こういう体の人間にこそ、できることがあるのではないかと思って、生きてきましたので、大変共感しております」

 

今回のイベントは、一般社団法人「ジャスト・ギビング・ジャパン」とALSの支援に取り組む財団法人「END ALS(エンド エーエルエス)」による共催で行われました。

 

ジャスト・ギビング・ジャパン代表理事 佐藤大吾氏

「水をかぶってね。面白いなというのがどんどん広がっているんですけど、ALSってどんな病気なのとか、治療方法ってどうなのかなどなかなか広がってなかったり、寄付が集まってなかったりしているんですね。なので今日のイベントというのはむしろ氷水もかぶりますけど、ALSについて知ってくださいねと」

 

一方、「END ALS(エンド エーエルエス)」の創設者で現在34歳の藤田正裕(ふじた まさひろ)さんは28歳の時にALSだと診断されました。今は、目の動きでパソコンを操作してコミュニケーションを取っていますが、現在も広告会社に勤務しています。今回、同僚も駆けつけてくれました。

 

藤田さんの同僚

「今回は世界の人にこの病気について、知ってもらうといういいきっかけになれたかなと思います」

 

現在、日本にはALS患者がおよそ9000人います。いずれ根治療法が発見されるかもしれませんが、患者の心を温めるのは、ほかでもない人々の理解と思いやりでしょう。

 

新唐人テレビがお伝えしました。

http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2014/08/22/a1132103.html(中国語)

(翻訳/河合 ナレーター/水田 映像編集/李)

 

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